「やっと出会えた太極拳の教室」

「こんなに楽しい太極拳は初めて!」松村先生の太極拳教室に体験参加した日の帰り道、家に着くまでずっとテンション上がりっぱなしでした。
太極拳との出会いは20ウン年前まだOLをしていた頃。公民館で教えてくれる所があると知り行ってみたのが始まりでした。それまで健康によい=筋肉使って汗かいて鍛える運動、と思っていたので「年齢を問わず無理なくできる」の紹介文に興味をひかれたのです。

腰を落としたままでのゆっくりした動き、「鶴が羽を広げるような」「丸い球を持つように」等の独特な手の動かし方、足は足で前後に行ったかと思うと横移動、斜め後ろの動きもありで、もう何が何だかわけわかりません。まさにカルチャーショックでした。が、帰る道々妙に体がスッキリしている。今までにはなかった体感でした。がぜんやる気になった2回目、でも前に教わったことほとんど忘れていてあたふたと手足を動かしてついていくのに精いっぱい。ところが私と同じ日に始めた同年代のAさんはよく覚えていました。最後には先生も「Aさんに聞いて」と言い、他の人に指導に当たる始末。それで「覚えるの遅いんだ・・・」とネガティブになりました。3回目は仕事が長引き参加できず。4回目以降、教室に足が向くことはありませんでした。あのすっきり感は気になるけれど、覚えられないしつまらないし太極拳って難しい。あっさり挫折してしまったのです。(要領悪くて納得できないとなかなか前に進めない自分の性格を突き付けられたからだと今ではよーくわかるのですが。)

それから20年ほど経ち、長年住み慣れた愛媛から大阪に引っ越し。人の多さ・慌ただしさになかなかなじめずそれに連動するかのように体の調子があちこち悪くなりました。悩んだ末鍼灸治療を受けることにし、時間はかかりましたが少しずつ良くなってきました。そのうち治療だけに頼るのではなく自分でできる体を良くする方法はないかと思うようになりました。タイミングよく市の広報でスポーツ教室の募集を見つけました。太極拳挫折後はスポーツジムに通い、一時かなりはまったもののやりすぎで体を痛め。子供が習っていた空手、後ろで見学するだけもつまらないと一緒にやるようになり楽しかったのにやはり体を痛め。どうやら自分には瞬発的に筋肉を使う運動はあまり向いてないらしい・・・となると行きつくのは太極拳かヨガでした。スポーツ教室にはどちらもありましたがなぜかヨガには気持ちが向かず、再度太極拳に挑戦することにしました。無意識のうちに、鍼灸と同じ「中国古来からの健康法」を選んだのかもしれません。

教室は50人以上の大所帯。ひととおり通した後24の動作のうち2~3個ずつを順番に詳しく教わります。が、大まかな流れすら把握していないのにいきなり細かい動作の説明が入るので(左足は30度開いて、45度開いてとか、かかと3分の1がどうとか)ますますわからない。さすがにこのままではイカンと「家ではやらない子」のはずだった私には珍しく、DVDを買って練習するようになりました。それでもなかなか覚えられず、帰り道はその日教わったことが頭の中でぐるぐる渦を巻き、スッキリ感どころではありませんでした。そのうち「ただ先生の動作を追っているだけ、これじゃラジオ体操しているのと大して変わらない。これでいいのか?」との疑問がわいてきました。ヨガならば、本や動画を見てとりあえずマネしただけでも体が伸びる、気持ちいい、スッキリする等の実感があります。でも、今自分がやっている太極拳はそれがない。膝を曲げているから太腿に効いている、体を動かしているから多少温まる、その程度で・・・。先生が「気を丹田に集めて」と言うけれど自分には感じられないし、もっと長くやらないと気の感触や太極拳の良さはわからないのか?参加者の中には20年以上通い続けているベテランの人もいて他の人はそれなりに楽しんでいる様子なのに、私はもやもやした気持ちを抱えたままでした。

 個人個人へのアドバイスもないので正しいのか間違っているのかすらわからず不安でした。やめようか・・・でも何もつかめないままやめるのも悔しい、先生はできるようになるまで3年くらいかかると言われた。大人になってからの習い事は楽しくて先生も好きだと思えるものばかりだった、それが当たり前になっていたのかも、今の教室は好きになれないけど我慢して続けることで見えてくるものもあるかもしれない・・・と気乗りがしないまま通い続けていました。
そんな時、単発の気功教室に参加したことでサラシャンティさんとの出会いがあり、太極拳の教室があるのも知りました。メールでそれまでの経緯を簡単に書いて問い合わせたところ、松村先生の教室は私に合うのではないか、との返事をいただきました。心の中にポッと小さな灯がともったような気持ちになりました。
最初は気功の動きから始まります。気功を行うことで体の状態を整えていき、スムーズに太極拳の動作に移れる感じです。手の簡単な動作、それに足の動きもつける。気づけば太極拳の形になっていた。後半、24式をひととおり。前の先生より2倍3倍ゆっくりのスピードなので見よう見まねでもなんとかついていける。先生は動きながら気をつけるポイントを絶えず短い言葉で的確に説明してくださるのでわかりやすい。これならできる、おまけに楽しい~。やっと太極拳の先生見つかった!とうれしくなりました。

サラシャンティの松村教室では時間きたから始めます、というよりおしゃべりから始まります。でもこのゆったりまったり感はなかなかいいです。その時の生徒の雰囲気で教え方や内容も臨機応変に変わるし、時には頭の体操のような変化球もきます。どんな意識を持ってどういうイメージで動けばいいかの大まかなお話とピンポイントで気をつける部分の説明のバランスがよく、すっと入ってくるのでアタマ飽和状態・・・になることもありません。前の先生の時に片足で立つ動作をして膝を痛めたことがありましたが、松村先生は力の抜き方や重心の移動も意識できるように教えてくださるので、こちらに移ってからはその不安もなくなりました。「気」のことや他に疑問に思うことがあっても以前のようなもやもやした気持ちにはなりません。なんとなーく、このまま続けていればそのうちわかってきそうな気がするんです。もしかすると意識の上ではハッキリとした自覚はないけれど、知らず知らずのうち自分の体で何か感じ取っているのかもしれません。
思えば、ここにたどり着くまでの経緯もすべて良い体験、むしろ必要不可欠なものでした。あの納得できない気持ちがあったからこそ、今楽しく学べることや先生や一緒に習っている人たちへの感謝の気持ちがあるのですから。最近は今までなかった感覚が出てきたり、気づかなかったことに気づくようになったりの自分の小さな変化が面白く、この先どう変わっていけるんだろうと興味深々です。

細川 篤子

テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

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サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
311東北大震災で眠っていた日本人の意識を目覚め、創業以来20年の努力が報われた。日本人が世界の期待に答えるために、縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎を解明し、高天原の神々からの波動を受けて魂と心と体が三位一体とし、利他で働く真の健康な人々の国を再生しましょう。

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