2.魂で語る「天は自ら助くるものを助く」とは)

明治人を動かした「天は自ら助くるものを助く」を現代人はどう捉えるのでしょう。

今年の同時遷宮では伊勢や出雲に参られた方が多いことでしょう。西行法師が「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなくて涙こぼるる」を感じ取った伊勢神宮の魅力に引かれますが、近くの神社でも気の良い所がいくらでもあります。わが家の裏にある八幡神社も夏祭り・秋祭りでは騒々しい鐘音のだんじりの後ろを歩き、厄神祭のピーヒャララの笛の音が聞こえ、神々のおわします深い原生林の鎮守の森や境内で遊んで育った私は幸運だったと思います。

こうした産土様に守られながら、熊野や出雲、伊勢、そして奈良・京都の神社仏閣や西国三十三ヵ所巡りを精神的な拠り所にしてきた文化の象徴として万世一系の天皇家の祭りごとがありました。江戸時代の庶民にとって伊勢神宮への参詣は一生に一度の夢であったそうで、伊勢神宮の神田には全国から稲穂の種が集まり、参宮した農民は品種改良された新種の種を持ち帰ったり、新たな知識や見聞をひろめたり、山や谷を杖を持ち歩いて越え、奈良の大仏や御所のある都京都にも立ち寄って旅を楽しんだようです。近畿では神々の伝承の中心地として熊野参りや大峰山奥駆けなど厳しい巡礼行がその頃の人の日常だったようです。

タイトルの「天は自ら助くるものを助く」は「自助論」の言葉で、サミュエル・スマイルズが1858年に出版し、明治3年(1870年)に中村正直が「西国立志篇」として翻訳し出版された。英語で読んでもピンとこない言葉が、中村正直の上手な翻訳で、福沢諭吉の「学問のすすめ」とともに明治時代末までに100万部以上のベストセラーとなったのだと思います。紙の入手困難な時代に高価だった本が、明治時代の人々の学問水準や精神性が高かったからこそ100万部も売れたのでしょう。

幕末に日本を訪れた欧米人たちは日本人の識字率の高さと精神性にも驚き、開国による西洋文明の流入が悪影響しないか心配する人もいたとか。当時、世界のほとんどの国々は、欧米列強の植民地となり、原住民文化は徹底的に破壊されていたからです。しかし、日本はその後50年ほどで世界列強の一国になり、植民地独立や人種差別の反対を唱え、植民地支配を批判し始めたのですから大変です。日本つぶしの研究が始まったのはこの頃からでしょう。
子供に仏教や儒教を教える『童子教』や、空海が書いたと言われる『実語教』が平安時代に生まれ、江戸時代の寺小屋では子どもたちが声を揃えて音読して学んでいたと言われています。仏教・儒教の深い道徳観念に基づく礼儀作法、言葉の使い方、年長者・父母への敬意・孝養などが分かりやすい例とともに寺小屋で教えられていました。ですから、江戸や明治の人たちの精神性がどれほど高かったが想像できますし、幕末に私心をすて活躍する人たちが輩出した背景が理解できます。

神仏との深い信仰と繋がる自然観や時代性、地域の文化や暮らしの精神的な豊かさがあってこそ、バランスよく西洋文明を取り入れ、驚くべき発展をなしとげ欧米の植民地主義者に脅威を与えました。しかし今の日本はどうなってしまったのでしょう。悲しいかな上述したような伝統的な大和魂の精神性が教えられず、全国一律で知識偏重の詰込み教育をされ、果たして竜馬や西郷、松陰のような人が生まれるでしょうか?

いや生まれては困るから、アメリカは社会科学、優生学、など精神文化を潰す研究に力を入れ、戦後のGHQのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)=日本弱体化政策で徹底的に日本改造を行いました。GHQは民間検閲局を作り郵便、ラジオ、電信電話、NHK、朝日新聞、岩波書店などの主要な情報機関に検閲官を常駐させ、厳重なチェックをするばかりでなく、占領政策に都合のよい情報だけを流しました。こうした言論統制や検閲があるとは知らず私たちはマスコミに登場する進歩的文化人の言う事をまるごと信じました。広島・長崎の被害も一切国民に知らされず、実験動物のように被爆者の症状を検査し結果をアメリカの持ち帰ったのです。

安岡正篤は「日本を全く骨抜きにするこの3R・5D・3S政策を、日本人はむしろ喜んで、これに応じ、これに迎合した、あるいは、これに乗じて野心家が輩出してきた。日教組がその代表的なものであり、そのほか悪質な労働組合、それから言論機関の頽廃、こういったものは皆、この政策から生まれたわけであります」と警告しています。その安岡正篤は自民党政治家のアドバイザーでしたから、自民党は分かっていてアメリカに尻尾をふっているのですね。なぜなのか?そのことは昨年紹介した「スライブ」という映画で明らかになりました。でもこうした裏の背景をマスコミは絶対に書きません、もし書けば何をされるか分かりません。日本の右傾化が始まったと騒ぎ立て、中国、韓国を利用して、尖閣、竹島、慰安婦問題のような対立の種を撒き、緊張を高めて軍事産業を喜ばすだけです。

歴史学者アーノルド・J・トインビーの「12、13歳くらいまでに神話を教えない民族は滅びる」の言葉の通り、GHQは、国家神道を廃止し、日本民族の理想やロマンを伝える伝承や神話を抹殺し、古事記・日本書紀はもちろん、多くのおとぎ話まで消しました。マスコミは八百万の神々が祀られる地域の文化まで欧米の一神教と一緒にして宗教だからと書かなくなり、戦後生まれの私たちはアマテラスやスサノヲなどの神々の名前聞くと、それは原始宗教だとかアニミズムだと馬鹿にしていたのですから、恥ずかしい限りです。

GHQの政策が功を奏したのは戦後60年間ほどでした、皇紀2600年か2000年にしても一瞬ですね。正反合の弁証法で云えば、否定の後に合一(完成)の時代が始まるのです。最近では量子論やDNAの学者たちが科学的に魂や霊性、神、祈りについて著書を出し、講演を始めています。白鳥哲監督の映画「祈り」は筑波大学名誉教授の村上和雄氏と共に、ホリスティック医学のディーパック・チョプラ博士、ジャーナリスト、リン・マクタガート女史などが登場し、「祈り」を含めた意識研究の最先端を明らかにしています。村上先生と東大医学部教授の矢作直樹さんの共著「神と見えない世界」など、科学者が魂の存在を語り始めました。

矢作さんの近著「魂と肉体のゆくえ」のなかで「神」という言葉と同一の実相をあらわすのが「真理・生命・霊・大いなる心・実在・愛・摂理・叡智・エネルギー・法則・宇宙・」と書かれています。しかし日本人の示す八百万の神々には女将、トイレの神様と大らかなものがあります。キリストやマホメッドのような人間的な存在とはまるで違います。「般若心経」のような難解なお経を日本人が好きなのは、この囚われのない宇宙観とぴったり一致したからでしょう。この執着・固執しない民族性が特異なので、真逆の韓国や中国が普通だと理解して対応しなければと思います。

矢作さんは続々と魂についての本を書かれていますが、20年ほど前に気功家の中健次郎さんに気功を習われてから、気というエネルギーの存在に気づかれました。不慮の事故で亡くなったお母さんの声を霊媒師から聞かれたり、冬山の滑落事故の際に「もう山に来るな」と啓示を受けられたり、救急医療の現場で生と死の境にいる人たちから神秘体験を多くされているそうです。

古神道やカタカムナや古事記、言霊講座が全国で展開し、書籍も多く出版されるようになりました。サラ・シャンティの吉野信子さんの「カタカムナがあかす「日本の源流」と「日本語のヒミツ」」講座には111人の方が参加、又はDVDを購入されたりしました。「カタカムナの研究から言霊の力を学ぶと古事記、宇宙論、量子力学、超ヒモ理論、陰陽、八卦、世界の思想と日本の思想まで分かるようになります」と言われる吉野さんは、実際にロンドンパラリンピックで女子ゴールボールの選手に言霊の力を教えられ、金メダルを得るという奇跡を起こされました。目の見えない彼女たちはアイマスクして競技する時、決勝の中国選手の投げる球筋が見えたというのです。まさにカタカムナの言霊の力を証明されたのです。

世界の量子論や量子力学の研究者がヴェーダや道教、仏教からヒントを得たというのは、カタカムナ的に言えば、当たり前のこと。東洋の古代文明が宇宙論を解明していたことの証であり、宗教科学としてインド・東洋哲学が伝えてきた中に現代科学の到達点があったからでしょう。縄文以前のカタカムナ文明は、代々稗田阿礼のような語り部により伝承され太安万侶により古事記として文章化されたという説につながります。吉野さんは表彰台での「君が代」の演奏に多くの人が感動し、「君が代」の意味を聞かれたそうです。その時に「世界にカタカムナを広めなさい」との啓示を受けられました。

人間は肉体と心だけではなく、魂や霊性のことを理解することにより、言葉で説明できない衝動的な利他の行動や生き方、自然治癒力やDNAが発動したり、神がかり的な芸術作品が生まれたり、天才や天職とか、天童など人間の力を超えるような業績に繋がる仕事をするような人々が現れるのでしょう。せっかく人としてうまれて与えられた魂、その魂に通じる感性なしに、人としての力が発揮できません。音楽や芸術などを鑑賞した時に魂に響く力があるように、魂や霊性に響くから高い感受性が育ち、魂の共感があってこそ内なる神との対話も生まれ癒しがあり、生命力も湧いてきます。

毎月第一水曜日に来られる「神様に好かれる生き方」の著者・河野貴希先生は代々、神道と仏教に携わる家系に生まれ、見えない世界の加護を受けた強運人生を実現していらっしゃいます。河野先生曰く、「これまで数え切れないほどの神社を参拝し、神様からの様々なメッセージを受け取ってきて、今まで自分が願ったことは、すべて叶ってきた」とのこと。いかに神様から愛される姿勢を貫くか、という独自の智恵を講座で語られる、その河野先生が内海聡先生の写真を見て「この人は神様ですね、この人の著書は全部読みます」と言われました。河野先生は内海先生から出ているオーラから一瞬にして現在の活動のすべてを読み取られたのです。

内海先生は38歳の若さでありながら、一日一食と自らの生き方を律し、迫害を恐れずに無私で薬漬けの患者さんの救済、ワクチンの薬害反応の診療に当られ、ネット上で様々な社会の問題の巣窟を暴き、驚くべき勢いで本を書かれています。危険を省みず世界の巨大利権構造や優生学的支配に立ち向かわれる姿は、河野先生の言われるとおり「神=愛=大いなる人々の救済者」と言って間違いありません。

これは20年ほど前の話ですが、取引先のアメリカ人は毎食後大きな各種ビタミン剤を10粒近く飲んでました。ある友人は子供がきつい運動をしたから翌日の筋肉痛の予防のためにとバッファリンを飲ませていました。現在日本でもサプリや栄養剤が流行っています。アメリカで売れなくなった薬を在庫整理のために日本に持ってくると云われているとおり、インフルエンザや子宮頚ガンのワクチン、抗がん剤、抗うつ薬や抗精神病薬などやばい状況です。もし医師に処方された薬やビタミン剤やサプリメントを飲んでいる方がいたら、内海先生の著書の中で「医学不要論」、「精神科は今日もやりたい放題」がお薦めです。著書が売れることが内海先生の支援につながります。

さて、9月8日からいよいよ昌原容成さんの「全4回講座 日本語アップダウン構造は神ながらの道」が始まります。昌原容成さんは大手電機メーカでの技術英語の翻訳歴が40数年。学生時代は合気道の稽古にあけくれ、卒業後は日本神道に己の生き方を見いだす。神道祭祀を続けつつ、日本語と英語の構造の違いに悩まされた結果、日本語の基本構造を発見し、それを「アップダウン構造」 と名付けられた。

日本語は見えない世界にアップして、見える世界にダウンする。そのアップダウン構造の奥に神あるいは宇宙法則を前提として日本語が成り立っている。ありがとう、すみません、おかげさまで、等にアップダウン構造がみられるのみならず、日本精神と日本文化の総体がアップダウン構造から理解でき、日本の特異性がすらすらと解ける。そのことを 『日本語は神である・日本精神と日本文化のアップダウン構造』として発刊。

アメリカ大統領は就任式で聖書に手を置いて神に誓う。キリスト教世界では食前の祈りを神に捧げ、日本人は「いただきます」と唱えるのみ。イスラム圏では幼児からコーランを暗唱させるが、日本人にそのような宗教教育はない。従って、日本人は無宗教民族と見なされている。にもかかわらず、日本人の倫理観が世界に冠たるものであることは、世界中が認めざるを得ない。何故これほど倫理観に優れ、能力が高いのか。それは日本語アップダウン構造のおかげで、無意識のうちに神とつながっているからである。無意識に神とつながって生きるということを、古来「神ながらの道」なのだと。

昌原さんは「そうだあ、その通りだあー」と叫びたくなるようなお話しが満載で、日本精神を開花していただく。次にそれを、「次世代の子どもたちに伝えていただきたい」と熱いお気持ちを語られます。

貿易会社の勤務していた私も輸入品の添付文書、カタログの翻訳をしてましたので、アップダウン構造を知っていればもっと翻訳が楽だったのではと思います。昌原さんが若い時から古神道に引かれ不思議な運命に導かれたことも、日本の基底文化に流れるカタカムナの神々のお蔭なのでしょう。講座ではどんなお話が飛び出してくるのか底知れぬ期待を感じています。

9月1日の大下伸悦塾のゲストは天野聖子さんが再登場です。天野先生の「自問自答法」とは自分の魂との対話があってこそ「天は自ら助くるものを助く」生き方なのですよの指導だと思います。世の中には魂のことを書かれた書物は幾らでもありますが、知識で理解するのではなく、「自分に問いかけることですよ」と天野さんは指導されます。今回の2度目の講座は、これまで指導された方たちのお話なども一杯語っていただきたいと思います。午後1時開場で、午後5時頃に終わり、希望者と一緒に懇親会を持ちたいと思いますので、合わせてお申し込みください。

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Author:サラ・シャンティ
戦後70年、封印されていた日本人の意識を目覚め、世界の期待に答えるために、高天原の神々からの波動を受けた人々が活躍する時代となりました。そして縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎が次々に明らかになりつつあります。天命を抱いてサラ・シャンティに集われる講師の方々をご覧いただければお分かりになるでしょう。

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若い頃からメキシコやキューバに出かけたり、古武道との出会いから気功やヨガ、トライアスロンとエスカレートして得た不思議な体験から、なぜサラ・シャンティが生まれたのかを語る自叙伝です
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