伊勢・出雲の同時遷宮の年へ!

私の子供の頃は母親から「お天道様が見ているよ」と言われて育った。

お天道様にいつも見られている、だから幼心に、人に迷惑をかけない、
悪い事をしてはいけないという心が育ち、「お天道様のお陰でお百姓
さんがお米作りができて、毎日ご飯が食べられるんだから、おコメ一粒
でも残すとモッタイナイよ」と怒られ、なんでも大切にする心が育った
と思います。

「いただきます」「ご馳走様」で(動植物の)命の大切さを知る、
「お陰さま」と見えないものの存在を感じて自然観・宗教観が育つ。

意識しないでも日本語そのものに精神教育が仕組まれている、これが縄文
時代に生まれ受け継いできた大和ことばのコトタマ文化なのでしょう。

その縄文文化の中心地は東北であることを教えてくれたのは、311の
被災者の姿に世界中から感動のメッセージが寄せられ、特別な高い意識
を持った民族であることに気づかされた時に、どうしてだろうと思った
からです。

それは私たち日本にしかない深層文化がそうさせるので、それはコトタマ
文化に起因するからだろうと考え、昨年は大下伸悦先生の講座「甦る言霊
の奥義」を開催し、教えていただいたのが、古事記1300年と伊勢・
出雲の同時遷宮の意味についてでした。この用意されたような偶然に本当
に驚きました。

311大災害の翌年に古事記編纂1300年、そして今年は二つの同時
遷宮があるあまりにも出来すぎていると思うのですが、単なる偶然で
しょうか? そこに神意といったものを皆様も感じられませんか。

そして縄文文化の地、東北に思いが行きました。関東以北には縄文遺跡が
たくさんあるからです。パソコンで全国の登録されただけの縄文遺跡の数
を調べると北海道8、東北が39、関東40、中部54、関西17、
中国11、四国9、九州・沖縄27と東北~中部が圧倒的に多い。

青森は5千年前から三内丸山遺跡を中心にすでに稲作もあり気候も今より
だいぶ温暖だったようで、日本全国に交流の形跡があり、8世紀まで東北
各地は縄文文化圏を形成していたこと。

奥州市埋蔵文化財調査センターのサイトを見ると、福島県あたりに
ヒタカミ国という縄文から続く日本の中心地があったそうだ。縄文の人々
には争うという発想がない本当に平和な社会だったという説を裏付ける
のは東北弁には攻撃的な言葉がないことです。

749年陸奥小田郡に奈良の大仏建立に必要な金が発見され、ゴールド
ラッシュが生まれ砂金集めに人が押し寄せた。大伴家持は黄金の産出に
感涙し「天皇の御代栄えんと東路の陸奥山に黄金花咲く」と詠んで天皇
の威光を褒め称えたとある。

そこから大和朝廷とヒタカミ国との対立がたかまり、東北の連合軍指導者
アテルイとモレが現れ長い戦いの歴史が生まれた。朝廷軍はエミシを討伐
するため、数万人の兵を送り込んだにもかかわらず、数百から数千の
エミシ軍に一度も勝てなかったらしい。

エミシの村々の景観も人々の暮らしも、何もかもが美しく、素晴らしく、
愛と調和に満たされた地上天国をそこに見た衝撃で、戦う意欲がなく
なったかららしい。

801年長い戦いに疲れたアテルイとモレらがエミシ戦士500余人を
率いて投降した。「征夷大将軍」坂上田村麻呂は2人を京へ連れて帰り、
助命を願い出て、エミシを馴化するには彼らの協力が必要なことを説い
たが、2人は河内国で斬刑に処せられたそうです。

この縄文x弥生の二つの対立は、物部×蘇我、源氏×平家、北朝×南朝と
なり、明治維新では薩長を中心とする勢力が北朝天皇を南朝天皇にすり
替えた新政府側(薩長土肥)VS幕府側(会津藩・奥羽越列藩同盟)の対立、
自民党の経世会(田中角栄、小沢一郎)VS清和会(福田、阿部)に継承
されている、それが現在までの欧米従属への道をひたすら
進んでいるという説もあります。

さらに参考までに「長州閥が実権を握ってきた象徴が原発所在地で、
山口県には原発はないし、現在の原発所在地は圧倒的に旧幕府側に
建てられており、なんと今回の東日本大震災は正にヒタカミ国の
エリアであり、福島は最後まで薩長に抵抗した最大の
激戦地、会津藩です」のような説もあります。

ちょっと悲しいお話です。ではなぜ朝廷はここまでしてエミシ征伐
を強行したのでしょう。それは「天皇という称号を作り出し、
古事記・日本書紀を編纂し、日本の歴史を改ざん、封印し、中央集権
の律令国家を完成させるのに東北のエミシ達が邪魔な
存在だったからだ」との説が有力になります。

でも、ここから日本史が面白く展開します。頼朝や家康がなぜ政権
をエミシの地の関東に持ってきたか、それはこんな朝廷の圧政を
遠ざけるためだったからです。

茨城県の武神を奉る鹿島・香取神宮は有名ですが、そこは朝廷に
よって、蝦夷に対する前進基地として重要視された神社。タケミカ
ズチ神を奉る鹿島神宮は武道の神様で、剣術として最も古い
鹿島新當流がある。

なぜこんな地域で剣術が発達したのかずっと疑問だったのですが、
平安期以降、鉄生産が盛んになり、木製農具から鉄製農具になって
水田開発・農業生産力が向上し、特権階級が生まれ田地の私有地化
が進み、その田地を基礎にした武士という武力を備えた百姓が
増えて勢力を持ちました。

司馬遼太郎著「この国のかたち」には頼朝政権は「関ハ州の開墾
地主が山野を開き、相互に武装し、郎党をやしない、京の制度の
不条理に耐えてきた。源頼朝の挙兵によって一挙に姿をあらわした」
とあります。

徳川家康という人はこうした日本の古代史や天皇制について熟知
していて、利権と怨念の渦巻く京都から政治の実権を江戸に移し、
「公家諸法度」を定め「天子が修めるべきものの第一は学問である」
とし、権力の象徴になっていた天皇を古来の神事のお役に戻した。

家康は江戸にヒタカミ国の再建し、300年近く続いた世界最大
の完全リサイクル都市、地上天国を作り上げた。江戸は世界最大の
人口を抱え、歌舞伎、落語、浮世絵などの大衆文化が栄えた。

幕末に多く訪れた外国人が揃って日本の美しい自然と人々の生き生き
とした姿に驚きと尊敬を現わしていることが渡辺京二著「逝きし世の
面影」という本で描かれています。

私はその誇るべき江戸の文化に興味が生まれて、昨年夏に
中村吉右衛門のDVD「鬼平犯科帳」を借り、毎日2・3本と
計100本近く見ました。

私が永年続けている古武道・神道夢想流杖道では真剣勝負から
生まれた型稽古を繰り返すのですが、「鬼平犯科帳」は時代考証の
優れた作品で江戸時代の庶民文化や殺陣師の振り付けによる真剣な
太刀合いなど大変参考になります。

日本刀は切り下ろすだけではなく引く動作が入ります。これは
日本刀だけではなく、農耕、大工、掃除の道具などに共通する体の
使い方は同じ。合気道や柔術も剣術をする武士が編み
出したものですから、根っこは農作業で体の使い方は同じはず。

百姓は農作業以外に労役を課せられたり、戦場に駆り出されたりが
常でした。だから無残に殺されるのが嫌な百姓は武芸に励みました。
その中から武士(頼朝、秀吉、宮本武蔵)が生まれたわけであり、
同じく踊り、能、神楽なども農作業が根っこでしょう。

私は餅つきや陶芸が得意なのですが、私がしている杖道が剣術と
同じ農作業のルーツだからで、続けると健康に良いだけではなく、
いつでもクワに持ち変えて畑仕事ができる安心感があります。

脱線しましたが言霊学の話に戻ります。

この言霊研究の先鞭をつけられたのが明治天皇と皇后で、その研究
を共にされた山越弘道から小笠原孝次、島田政路、大下伸悦と受け
継がれています。

その島田政路の著書「コトタマ学入門、人間の〈こころ〉と〈ことば〉
の真実」では、「日本のご先祖様は遠い昔、人間の心と言葉に注目して、
その極めて合理的で精密な法則を発見し、そのコトタマの原理
をフトマニと呼びました。

人間の心はきっちり(アイウエオの)50音の要素からなっていて、
この原理で人間の心を解明し、説明する事が出来るのです」。

学校では、ひらがな、カタカナを表音文字と教えられ、意味を持つの
は漢字だけと教えられます。しかし私たちは「い」と言えば、胃、意、
医、五、衣、異、「さ」は差、左、佐、査、詐などの意味やイメージ
が頭に浮かびます。50音のどれを発声してみても、
そこに意味がイメージが湧きます。

50清音とは別に濁音ガギグゲゴ、半濁音パピプペポの分類が
あります。さらに日本語のユニークなのは単音組み合わせる
だけで擬音語の「メーメー」、「ブーブー」、自然物の擬音語の
「シトシト」、「ソヨソヨ」、擬声語の「オズオズ」、
「オドオド」などカナで表現できるユニークな特徴も
皆様ご存知のとおりです。

島田さんはウオアエイの語順で宇宙原理を解かれます。これが
古事記の別天つ神五柱の世界のように、宇宙の創生と一致し、
ウオアエイと同心円のように広がって行くと説明されます。

古事記を言霊で解説し、何もなかった空の世界からウ(アメノ
ミナカヌシ)が生まれ、二神のア(吾・タカミムスビ)
ワ(汝・カミムスビ)の二極になり、次にア・吾から
オ(アメノトコタチ)エ(クニノトコタチ)、
ワ・汝からヱ(トヨクモノ)ヲ(ウマシアシカビヒコジ)の
経験智・実践智の四神が生まれます。これら7神は独り神と
なりまして、身を隠したまいき」先天構造の神々として働きます。

ウは人間が生来備わった欲望本能の発動の宇宙、オは五蘊の
眼耳鼻舌心の経験智の宇宙、アは喜怒哀楽の感情の宇宙、
エは選択する心の宇宙、道徳心、イは「生きる、居る」の
意思を現わす宇宙でアエイオの宇宙に対して創造の意志の
働きをしています。ウオアエイの5次元世界が下から上へと
五重塔のような構造になっています。

そしてイ次元の母音イのイザナギ、半母音ヰのイザナミ二神
が生まれる前に人間の創造意志の働きとなるヒチシキミリイニ
の八つ父韻(創造八神)が現れます。この合計17神が脳の
先天構造となり、残りの32の子音と言霊ンを加えて
50音図となります。

日本には古代から文字がありました。それを大下先生に
伊勢神宮文庫へ案内していただき、そこに約一四五〇年前の
物部大連尾輿から藤原の鎌足・藤原の不比等・源頼朝・
源義経等が日本古来の神代文字の自筆で99葉の奉納文を
奉納している事を知りました。そして実際に手にとって
見てきました。

この詳細はインターネットで書家・安藤妍雪の「書の霊智
(みち)塾」で検索しますと、詳しい資料と解説を
ご覧いただけます。

ちょっと難しくなりましたが、ここから面白くなりますので
興味を持たれましたら2月10日から始まる吉野信子先生の講座
「日本の源流と日本語のヒミツ」にご参加ください。

大下伸悦先生の「GOPの世界」では著名な実践家をゲストとし
コラボしていただきます。初回は飛谷ユミ子先生の「根っこの
はった生き方、根っこのはった子育て」です。

カタカムナやホツマツタエの講座も企画したいと思います、
お楽しみに。

テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

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プロフィール

サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
311東北大震災で眠っていた日本人の意識を目覚め、創業以来20年の努力が報われた。日本人が世界の期待に答えるために、縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎を解明し、高天原の神々からの波動を受けて魂と心と体が三位一体とし、利他で働く真の健康な人々の国を再生しましょう。

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