38号「サムシング・グレートとの出会い」

定年ってまったくありがたいと思いました。まだ十分に体力もあるので自分の好きなことが出来る時間を持てることは本当に嬉しいです。周りの人からも「勤めていたときよりも忙しそうだ」とよく言われます。なんと答えて良いのやらですが、この2年の間に取り組んできたことは、日本に生まれ日本人としての使命と生き甲斐を感じ、「世界広しといっても僕にしかできないことだから」いま動かなくてどうすると思ってやってきました。これは勿論サラ・シャンティ12年の活動の間にご縁を持てた素晴らしい仲間の支えがあるお陰です。ご縁を頂いた方々にメールを送ったりして迷惑をかけているかもしれませんが、よろしくお願いします。

アレイダ・ゲバラさん来日の顛末は前号で詳しく報告しましたが、彼女の来日時に呼びかけ人のお役目を頂き、関西では何が何でも大阪、京都、神戸の三ヶ所で成功させたいと思い、アレイダさんの旅の疲れや観光のことも考えず三日連続講演を決めてしまいました。折角のこのチャンスを最大に生かして、アレイダさんの来日の目的や、現在のキューバの有機農業、医療、教育がいかに優れているか一人でも多くの人に聞いてもらいたいので、すべての会場を満員にしたいとの気持ちで一杯でした。これは誰から頼まれた訳ではなく、自分でそう思って決めたのです。慣れない宣伝活動やマスコミとの対応などに四苦八苦している間に3会場の問い合わせが入り始め、4月のトライアスロン大会への準備もできず、仕方なく出場をキャンセルしました。10年連続出場の大会の事を忘れるほどですから、やはり以前(会社勤め時代)とは少し目つきや雰囲気が違うのかもしれません。
 
会社勤めのころは自由にならなかったので、定年後は外国旅行に行きたいと思っていました。パック旅行ではなく、行かねばならない流れが生まれ、偶然が重なり環境が用意され、どうしても行かざるを得ず決断するような旅行です。それがこの2年間に4度ありました。まさかこんなに行くとは思っていませんでした。学生時代に行ったキューバやメキシコの旅も、シンクロニシティや神秘性に満ち後々に思い出深いものになり、そして僕の今の活動につながっています。

最初の旅は07年正月インドのサイババのアシュラムへ、次は同じ年の秋に神戸のラージャ・ヨガ・センター「ブラーマ・クマリス」からの招待で9日間のインドアブー山の広大な施設での瞑想と国際平和交流の旅、3度目の08年正月はサラ・シャンティの三宅先生の師匠・相方ひろし先生のヨガ研修でタイに1週間滞在、4度目は2月にキューバ医療見学のツアーで2週間、これはチェ・ゲバラの娘アレイダさんの講演準備の旅にもなりました。

タイ訪問では相方先生のお陰で先日の空港占拠になぜ軍や警察が弾圧に出ず、平和裏に解決したのかなどのお国事情をよく知る旅になりました。キューバも「なんでそんな怖いところ」なんて云う人がいますが、今年は革命50周年記念行事が開催され、ゲバラとカストロの評価が一気に高まる年になり、オバマ米大統領もキューバに対する封鎖を解除し国交を回復せざるを得ないと認識しているはずです。このような時期にキューバを訪問し、お陰でアレイダ・ゲバラさんのお手伝いがしっかりできたのは本当にラッキーでした。そして一番怪しそうなサイババのアシュラムも「サイババってなに?」「なんでそんなところに行ったの」と疑問を持たれる人が多いと思います。敢えて勇気を出して書いてみたいと思います。面白い不思議な体験を誰とも共有したいからです。

(震災前後のことはここでは省略) 私が震災後に偶然出会った山本ヨガの山本先生が日本人代表をしている神戸のサイ・センター主催の95年・96年のサイババの降誕祭の行事でのことです。一度目は神戸のサイ・センターにある20センチ高の大理石のガネーシャ像が鼻下の口の部分からスプーンのミルクをスポイトが吸い取るように飲んだこと、その時は集まったボランティア50人くらいが全員その体験をさせてもらえたこと。あとで聞いた話だと神戸在住のインド人も沢山集まってきて最終的には1リットルパックを6本近く飲んでしまったそうです。もう一つは福山・弥勒の里の会場の花で飾られた廊下のピータイルからハチ蜜(アムリタ)がむくむくと噴出しだしたのです。まるでワックスではないかと最初疑ったのですが、それを集まっていた千人近い人が舐めて甘さを確認しました。
震災直後50歳近い年になってなぜこんな手品じゃないかと疑われそうな事を体験させられたのか自分でも不思議でした。科学万能時代の価値観で育てられた私も以前はこんな非科学的な奇跡なんてありえないと思ってました。その反面潜在意識の中では起こって欲しいと期待していたからかもしれません。でもこの体験は私一人ではなく大勢の人の前で同時体験したことですので、証人になってくださる人は沢山いるはずです。

この体験をした翌年の97年5月にサラ・シャンティをオープンした訳で、この年をサイババが「平安(シャンティ)の年」と呼んでいたので、山本先生に相談してシャンティをもらいスペイン語のサラ(部屋)をつけて「サラ・シャンティ」としました。オーム真理教の事件もあり、まったく関係のない日本のヨガの指導者が誤解され被害をうけた時期でしたので、その余波を受けて生徒がなかなか集まらず講座を開いてくれた講師の方々に大変苦労をかけました。最近はサラ・シャンティと名付けた商品も生まれたり、ヨガ・ブームが再来して違和感がなくなって来ました。

こんなことを書くとさぞ熱心なサイババの信仰者だと思われるかもしれませんが、ただ好奇心が旺盛で動き回っているだけです。サラ・シャンティがオープンした後は忙しくなりサイセンターへ行かなくなりました。でも定年になったら一度サイババさんの所に行ってみよう、その頃になったら何かまた起こるかもなんて身勝手なことを考えて忘れていました。そしてズバリ定年の2年前頃に気功家の中健次郎先生のチラシの顔写真を一目見て気になったので、その高野山の合宿に参加したら、なんと気功家であるはずの中先生が十数年以上も毎年サイババのアシュラムで行をされている方だと知った訳です。(誤解がないように付け加えますが、中先生は現在日本の気功界の第一人者で、人気抜群なためにサラ・シャンティが狭すぎてお呼び出来ていません。)

この時に「これは中先生と来なさいとのサイババからのメッセージだ」とまた勝手に思いました(笑)。そして1年後の8月末の合宿に再度参加し、その直後から次々とこの流れを後押しするような事が起こったのです。中先生からも詳しくアシュラムの説明を聞き、現地に先に入って滞在の準備などお世話をしていただきました。そして妻と二人で定年最後の有給休暇を利用して年末から自分の誕生日の1月8日までアシュラムに滞在する日程を立てました。8日が勤務の最終日なのに勤め先には悪かったのですが、帰国は10日まで延ばしました。そして誕生日には思いがかなってステキなギフトをいただきました。(残念ながらもうスペースがありませんので詳しくは書けません。)

さて、最近、ドカーンと大きな変化がやって来ました。米国主導の新自由主義やグローバリズム、カジノ経済のおかげで世界中が迷惑を受けていますが、これで世界が大量生産・大量消費の文化を反省する時機がやっと到来したのでしょう。一時的に自動車の販売台数が年間20%程度減ったからって嘆くことはないと思います。人間優先でなく車優先の都市造りで健康被害など様々な問題が生まれたのですから、これを機会に食糧自給率を回復する農業政策を立て直して欲しいものです。

賢い最近の若者たちはマイカーに依存しないライフスタイルを追求するようになったし、有名ブランドではなくフェアトレードの商品を求め、食についても玄米菜食やマクロバイオティック、有機栽培の野菜の料理が若者文化として普通になって来たのではないでしょうか?アセンションや次元上昇の時代なんて言葉も使っている人が増えました。ハワイのホ・オポノポノの講演会が満席になるなど、日本は「精神的な豊かさ」を求める社会になって来ています。共産党が若者に人気でマルクスが再評価され始めています。「もう左右の対立なんて言ってる時代ではない、統合して一つになる時代だ」と云っている韓国人が現われました。テレビは無駄な情報を垂れ流し貴重な時間を浪費させます、パソコンはインターネットを使えばどんな情報でも検索して入手できます。しかし、使い方を間違うと怖い道具です。もっと大切な情報だけを選ぶようになれば、新しい意識に目覚める「認識革命」の時代になるだろうと韓国のノ・ジェスさんが云ってます。彼の熱血トークを講演会でぜひ聞いてください。

アレイダさんの2週間に付き添い通訳をした星野弥生さんが全ての講演録を翻訳し、滞在中のエピソードも加え「父ゲバラとともに勝利の日まで」を同時代社より出版されました。私も登場します、ぜひお読み下さい。(チラシを同封しました)。

チェ・ゲバラの生涯を描いた「28歳の革命」と「39歳別れの手紙」の二つの映画が新春早々封切られます。最高にすばらしくチェが演じられ、キューバ革命について理解して頂ける映画です。

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サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
311東北大震災で眠っていた日本人の意識を目覚め、創業以来20年の努力が報われた。日本人が世界の期待に答えるために、縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎を解明し、高天原の神々からの波動を受けて魂と心と体が三位一体とし、利他で働く真の健康な人々の国を再生しましょう。

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