37号「キューバとアレイダさんのこと」

「予測しない事態が起こるから人生って面白い」って前回の文章でも書き出した訳ですが、今年もチェ・ゲバラの娘アレイダさんが来日することになり、思いがけない体験をしてしまいました。それもバウさんの十牛図の3回講演を主催した28歳の若者、吉澤君から聞いたのです。それもキューバに久しぶりに行こうかと考えていたばかりの時に。(このことは出会い36号に詳述)

 「出会い・番外号」でも報告しましたが、
お陰さまで大阪/京都/神戸の3会場は予想を大きく越える参加者があり、さらに広島・東京・沖縄での講演も大成功で、新聞・テレビ・週刊誌などにも来日の模様や目的について何度も取り上げられ、おかげで日本とキューバとの友好前進に大いに貢献できたと満足しています。キューバ大使館主催の『アレイダさんとのお別れパーティ』にも参加しましたが、大使館の方々も本当に嬉しそうで、初来日のアレイダさんはきっと日本に好印象をもって帰国されたと思います。

 アレイダさんの来日も到着するまで、ドタキャンの心配があったり、2週間の滞在中も通訳とアテンドをした星野さんから何かと大変だったと聞きましたが、大阪では70年にキューバに一緒に行った板谷さんが前もって組んでいたスケジュールがすべてオジャン。来日後に水族館をどこかで見たいと希望され、大阪には海遊館があるからと予定変更、なんとか説明員がついての見学をさせてもらえましたが、その後に100均ショップに入って、お国の同志たちへのお土産選びが始まって時間を費やし、予定の城東区の施設に行かれずじまい。京都では講演後のレセプションではサルサ・バンドで踊りや歌を楽しみ、10時過ぎから舞妓さんを見に行きたいと言われ、仲間の車にのって祇園界隈へ行き、「舞妓を見た」と喜んでもらいました。

 一方、講演でのアレイダさんの実力・迫力は凄いものでした。本当に情熱的で力強く、父親譲りの使命感と雄弁さをあわせ持ち、テーマによって準備されたパソコンの映像も使い、ユーモアも交えて退屈にならないような気配りもあり、講演の最後には音程もたしかな声量ある歌で魅了しと、サービス精神も豊富でうれしかったです。神戸では講演会場前の王子動物園のパンダを見にいく時間が生まれ喜んでもらえましたが、講演後の花束贈呈のお子さんが、先のパンダ舎の前で会って頬擦りしてもらっていたそうで、舞台で再会となり、アレイダさんはすぐに気づいて抱き上げ熱烈頬擦りと感動的な波動がひろがり万来の拍手が生まれました。

 今回のことでは私も素晴らしい体験を数々持ちました。大阪での講演会の準備は仕事を持った若者たちが主体。風人まーちゃんやその仲間、テンツクマンの号外を配ったり、モンゴルへの植林、キャンドル・ナイト、虹の祭り、オケーカフェなどの新しい環境・平和活動に取り組んでいる若者たち。キューバに行ったこともある人が3人もいたりで、その中には朝日テレメンタリー『幸せの指標』というキューバの老人ホームの事情を紹介した記録映画を撮ってきた若者や、有機農業の視察をしてきてセミナーを何度も開いて紹介している若者もいてびっくりでした。

 大阪では会場がすぐに決まらず、結局1200人もの大会場しかなく、それも来客の期待できない平日のお昼から医療・農業・環境をテーマのブース出展の企画、映画2本の上映、講演の最後にはサルサ・バンドを入れ、キューバにもって行く平和の火を讃える風人まーちゃんの歌で閉める若者たちの夢のシナリオが出来上がり、経費が掛かりすぎて赤字になるのではと配でした。

みんな昼間は仕事をしているので集まるのは午後8時頃からだったり、集まる場所がしょっちゅう変更になったり、やっと集まったら終電車が気になる時間だったりで、徹夜も2度ほどしてチラシのデザインをやっと完成、チケットを作り、宣伝活動に大学、ミニコミ誌や新聞社、中南米の人たちや、医療・有機農業関連の団体やネットでのキューバ関連のサイトへの呼びかけなどみんなでアイデアを出しあいました。若者たちの献身的な仕事振りにびっくりしたり、また彼らの親父的存在として楽しい活動ができました。

 また学生時代のキューバ支援活動の仲間に38年ぶりに会って何かと支援をしてもらったり、サトウキビ刈りに行った仲間が主体になり京大での開催が決まり、神戸では今年2月のキューバ医療見学ツアーに一緒に行った「ろっこう医療生協」の村上先生の支援があり、講演をしてもらったり大変勉強になりました。とにかく3会場同時進行での準備は大変だったけど、徐々に反響が出てきたあたりから電話やメールでの問い合わせや申し込みが増え、来日してから新聞の掲載が増え追い風が吹き、当日客が増えました。

とにかく講演会を成功させたい気持ちが一杯で、力不足を感じつつも思いつく限りの活動に取り組みましたが、これもタイミング良く定年になり時間があったからできたので本当にラッキーでした。おかげでこんなチャンスでないと出会えないような人たちとご縁ができたこと。それも全国的で、キューバやゲバラ、カストロが大好きな人、サルサ・バンドで活躍する人、隠れキューバ・ファン?が多いのには驚きました。

こうした人たちとの出会いのお陰で、本当に勇気付けられたのは私自身で、これから自信をもってキューバのことを伝えていかなければと思いました。学生時代の活動から40年近くキューバ事情に疎かった私ですが、今回の活動で本当に日本はアメリカよりのキューバ情報しか入ってこない国なんだと思い知らされたわけですが、最近はインターネットなどでいくらでも情報発信があり、最近知った神戸女学院の石川康宏先生の「はげしく学びはげしく遊ぶ」、共産党境港市議の定岡敏行さんの「2008夏 キューバ友好の旅」はうれしくなったサイトです。

そしてまだの方は是非見ていただきたい面白く且つショッキングなアメリカ医療事情紹介の映画「シッコ」の上映会があります。
神戸映画サークルからの呼びかけで十月十三日(祝)、十七日(金)、十八日(土)、二十日(日)の4日間ですが、十八日にはキューバ事情の第一人者で話上手な吉田太郎氏の講演もあります。

コメントの投稿

非公開コメント

↓このページを翻訳できます↓
プロフィール

サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
戦後70年、封印されていた日本人の意識を目覚め、世界の期待に答えるために、高天原の神々からの波動を受けた人々が活躍する時代となりました。そして縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎が次々に明らかになりつつあります。天命を抱いてサラ・シャンティに集われる講師の方々をご覧いただければお分かりになるでしょう。

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
RSSリンクの表示
書籍のご案内

2015年1月8日発売
若い頃からメキシコやキューバに出かけたり、古武道との出会いから気功やヨガ、トライアスロンとエスカレートして得た不思議な体験から、なぜサラ・シャンティが生まれたのかを語る自叙伝です
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク






FC2 Blog Ranking
QRコード
QRコード
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ご縁のあるリンク
ふるさと義捐金
ボランティアグループ ねこの手
阪神大震災を記録しつづける会
平井憲夫 1級プラント配管技能士
はっぴーあいらんど新聞
なまえのない新聞
モモの家
7 Generations Walk
きくちゆみさんのブログ
生きる バウさんの道中記
Hatsumina's旅Blog 2
福井幹さん
縁側スペース「楽の森」
グリーンベア
ホリスティック心理教育研究所
奈良裕之さん
カウンター