YOGA基礎

①いつごろから、ヨガ(や整体)を始められたのですか。
 25才の時に3ヶ月、28才からずっとヨガを習って、38才から教えています。

②始められたきっかけは?
 咳が止まらなくて、大変苦しくてお医者様に行きました。数日間だけ服用できる薬を処方してもらい、その間だけ咳がとまりましたが、また出て治りませんでした。そこで、針の先生のところへ行きました。
三週間ぐらいで全快、あとは1ヵ月に一度来てくださいとのことでした。そのうちに自分の力で健康になりたいと思うようになり、電話帳の沖ヨガの広告に出会いました。「ヨガ」って聞いたことがある様なない様な、でもなんとなくよさそうな感じがしてヨガ教室に出かけました。そこでは沖ヨガの強化法中心の指導で、次の日には階段をはって歩き、下痢はしどうしで、毎回フラフラ。でも毎回さわやかで健康を取り戻していく感じでした。3ヶ月後にはほぼ完全に健康になりました。そして、「うれしい!もう元気になった!」と思ってやめてしまいました。25才の時です。

 しかし、又だんだんと気分がすぐれず、体調も悪くなったとき、以前の事を思い出して、28才の時に(住所が変っていたので、以前のとは別の)ヨガ教室に通うことにしました。こちらはヨガアサナ中心の指導で、あまりハードではなく、気持ちよく習うたびに健康になっていく感じでした。そのうちにすっかり元気になって風邪もひかなくなり、健康で仕事が続けられるようにとヨガを続けました。練習のあとのすっきりした幸せな気持ちが大好きでした。

③思い出深いこと、あるいは、何か深く気づくかれたことなどありましたら聞かせてください。
 45才の時に台湾のヨガ行者、洪獻宗先生の直弟子にしていただけました。台湾での練習は自然の中で雨が降っても風が吹いても毎日行われます。だまって、一言もしゃべらずにです。弟子は指示されたことを出来るようになるまで毎日ずっと練習し続けます。(人によって1ヶ月でできる人もあるし、何年もかかる人もありま。)練習の後で先生はたまに必要なことを教えて下さいます。例えば「その呼吸の仕方だと死んでしまいます。」とか「そのやり方だと体がこわれてしまいます。」とかです。ただし、どうしなさいとはおっしゃいません。その間に身体の色々な所を痛めてはその治し方を模索して練習を続け、その体位法が完成できたら、次のを指示して下さいます。いわゆる「教えない教え方」で指導して下さるのです。

次に先生の指導例のなかで私が大変感動したものを二つ紹介します。
「体位法 手の指で立つクジャクのポーズの練習に関して」
 私は四年半にわたって台湾に住んでいましたが、その大半を高雄県の山地のふもとのお寺で過ごしました。そのお寺の一番の高台に洪先生自身が廃材を用いて建てられた方丈の小屋があり、そこでヨガの練習をさせてもらいました。
 その小屋のそばは竹林、うしろは雑木林、前方は果樹林などです。手入れをされずに枯れて見苦しくなった竹が沢山ありました。ある日、ヨガの小屋にノコギリが置いてありました。なんとなく「竹を切りなさい。」と言われている様な気がして実行に移しました。一本目、それまでノコギリを使ったことがなかったので、一本切るのに2時間かかりました。一本切るごとに次第に上手になって何日もかかりましたが最後の一本は20分で切れました。(お寺の男の人だと5分です。)
 しばらくすると、ヨガの小屋の床まわりの半分が修理してあり、使えそうな板切れと新しいノコギリがありました。今度は「修理を完成しなさい。」ということだろうと思って、修理をしました。大工仕事は生まれて始めてで、大変は時間を要しました。その後のある日、ヨガの練習の時に何となくクジャクのポーズをしたくなってやってみたら、「あれ?!」簡単に体が浮き上がりました。
そして、その時はじめて竹林の整理と、床の修理は私がクジャクのポーズをするのに不足していた力を補うためのものだったのだと気付きました。

「瞑想に関して」
  ある時、先生は私に次のようにおっしゃいました。「あなたは、瞑想の方法は知っている。しかし、方法を知っているのと瞑想ができるのは別のことです。本当の瞑想をしようと思ったら色々な心配ごとや悩みがあってはできないのだ。例えば雑草がおい茂っている所ではよい花が咲けないように。よい花を咲かせるためには雑草をとり除いてやらねばならないでしょう。」とおっしゃいました。その時、私やまだ台湾に長く滞在したことがなくて亜熱帯の雑草がどういうものか知らなかったので、先生のたとえがよくわからなかったし、瞑想にも色々な段階があることが明確でなかったので、「悩みや心配ごと、いわゆる煩悩を静めるために瞑想をするのではないのかしら?」と思いました。

 それから5年ほどたって、だいたい体位法の練習が出来るようになったころに、先ほど述べたヨガの小屋の後方の雑木林のつる草が根元の方で切られているのに気付きました。「洪先生はどうしてこのつる草を切ってしまわれたのだろう?」枯れて茶色くなったつる草が木にまとわりついてどうも見かけがよくありません。切らなければ緑がとても美しいのに。2、3ヶ月たったら、又同じところのつる草が切ってあるのです。そういうことが2、3回続いた時に、その近くのリュウガン(龍眼)の木の実つきが極めて悪いことに気付きました。去年はいっぱいリュウガンがなっていたのに、、、?あっ!リュウガンの枝と思っていたのは、実は太いつる草でした。太いつる草はリュウガンの枝のようにみせかけて実はリュウガンをしめつけて枯らしているのでした。つる草をノコギリでひくと太いリュウガンの枝がバサッ、バサッと落ちて、木の枝の半分は全部落ちてしまいました。
 それで、洪先生は雑木林のつる草を刈るよう示唆されていたのだと気付いて、つる草刈りを始めました。全部のつる草刈りを終えて、次のことに気付きました。
 細くて小さめのつる草は、低い木にまきついて低い木を枯らし、太いつる草は低い木を上へ上へと巻き上がって大木の下枝に届き、下枝から幹に巻きついて大木を枯らす。遠めには太陽の光をあびて美しく緑に輝く木が実は全部大小さまざまなつる草で、つる草をはずすと、腐った幹がバサッとくずれ落ちてあとには何も残らない。亜熱帯のつる草ってこんなに恐ろしいものだったのだ・・・以前に先生のおっしゃった「心に悩みや心配ごとがあっては、本当の瞑想ができない」とはこのことではないかしら・・・?瞑想の目的は本当の自分に会うことです。憎しみや恐れや様々な欲望が心にとりつけば、緑に輝く美しい木が本当は大小さまざまなつる草に巻きつか
れて枯れていくのと同様に、本当の自分は枯れていくより外はないのだ。だから、つる草を絶えず刈りとらなければならないように、本当の自分を枯らしてしまう感情を常に排除し続けなければならない。この様であって初めて本当の瞑想ができるのだ。そして、もし致命的につる草に巻きつかれてしまったら、つる草を切り落として良い環境を作らなければ木は再生できない。人も同様に「魂を枯渇させる様な環境にある時は、その原因を取り除き、よい環境に移して初めて再生が可能となる。そのためにヨガは自力が基本ではあるが、時には他者の力を借りることも必要だ」という先生の言葉を思い出しました。

「つる草、つる木を刈る」ということを通して、先生のおっしゃった本当の意味を識ることができました。そして、私自身がその様にして先生に救っていただいたのだという事に気付きました。この内的認識とその他の幾つかの体験を通して、仏教の「慈悲」とは何かということを識りました。
 以上のような指導法で実に沢山のことを教えていただき、又、お寺での生活を通して私の心も身体も台湾で作りかえられ、以前とは全く違った人間になって日本に戻ってきました。

④ヨガ(や整体)のほかに体や心のことで何かしておられますか。
 自然の中でヨガを練習するということを主な目的として、霊気あふれる摩耶山に登っています。それと、サラ・シャンティで杖道を習っています。亜脱臼したときに痛めた肩の筋の強化のために始めました。お陰で現在かなりよくなりました。気力、丹力が充実してとてもいいです。心身の鍛錬以外に日本についての色々なことが学べて、感謝しています。例えば、台湾の洪先生の教え方は実は日本の昔の教育方法であったということがわかりました。第二次世界大戦後のアメリカ主導の教育しか知らなかった私には台湾のやり方は全く驚きの連続でしたが、これは戦前の日本のやり方でした。思えば、台湾は日本の植民地でした。

⑤ヨガ(や整体)を始めてみようかなという方々へのアドバイスや心構えを教えてください。
 とにかくやってみることです。自分で体験をして、真実を知るというのがヨガです。

小西 由紀子

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サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
311東北大震災で眠っていた日本人の意識を目覚め、創業以来20年の努力が報われた。日本人が世界の期待に答えるために、縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎を解明し、高天原の神々からの波動を受けて魂と心と体が三位一体とし、利他で働く真の健康な人々の国を再生しましょう。

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