36号「林住期は人生の黄金期 その後」


人生って本当に予測しない事態が起こるものです。勤めていた時は生活のための会社との契約だから週5日は自分の時間ではない、休日や土・日は家事やサラ・シャンティの事のことをし、限られた残った時間で自分のしたいことをすれば良いと割り切っていました。ですから、したいことは本当に限られたことでした。定年後の365日は36年ぶりにすべて自分の管理下で時間を使えるという開放感が最高でした。でも、私は趣味に明け暮れるといった生活よりも、社会と強く関わっていきたいという学生運動の時期に目覚めた問題意識が残っていましたので、まず1年目は健康増進で体力回復を目指しましたが、好奇心旺盛で興味のあることを避けて通れず、頼まれれば断れない性質ですので、徐々に忙しくなってきました。

定年直前には有給休暇を利用してインドのサイババのアシュラムに行きました。(なぜ?と聞かれると長い話のなるので、ちょっと省略。)そこでお願いしたことがあります。笑われるかもしれませんが、「60才からの人生、私に相応しい世の中に役立つような仕事を与えてください、どんなことでも引き受けて行きます」と。そして帰国後の3月に山田バウさんの「ガンの呪縛を解く」の講演を開催。ここまでは既定のことでしたが、その講座でバウさんが話されたのが「ケンさんの生命論・宇宙論」でした。「現代の科学は根本から間違っている、ガンや医療、エネルギーなど科学全般の問題で人類は壁に突き当たっている。ケンさんの講義は、そうした根本的な間違いを解き明かす内容だから清水さんにやってもらいましょう」と、そこで参加していた人たちが期待の目で私を見たので、そら来た「よし引き受けよう」と決まったのです。その場の雰囲気で2~30人はすでに参加を決めている気配でしたから集客に苦労がいりません。しかし、サラ・シャンティの外に会場探しが必要となりました。

そして六甲・山の家で泊りがけの生命論研修会「第一章 生命と宇宙」を企画しました。新緑の空気のきれいな山中の合宿もなかなか良いものです。土曜日の1時から翌日お昼までの予定。深夜にまで話が及ぶと聞いていたものですから、食事は近くのYMCAにし、お菓子やお茶の用意、布団など人数分用意するのが大変でした。その講演は化学、物理、生物学、宇宙論、生命論とケンさんの広大な知識が披露され圧倒されます。難しい内容にも関わらず人を引き付けるものがあり、信じられないほど人気の講座になりました。人集めもバウさんのネットワークに呼びかけたので参加される方々もユニークな人が多く、四国や新潟佐渡からと遠路参加する人がいて本当に面白い人のつながりが生まれました。

この講座は途中研究会を1回入れたり、京都でも開催されたりで昨年の12月に第3章、第4章、生命心理学(易学)の序章と3日間の連続講座までで一区切りとしました。と言うのは、昨年末にバウさんが「十牛図」の3連続講座を大阪で開催され、それを主催した若者がチェ・ゲバラの娘、アレイダ・ゲバラが5月に来日するので、大阪で講演会を開きたいと言ったのです。彼から平和の火をキューバに持って行くプロジェクトを推進している吉田沙由里さんのことを紹介され、「原爆の過ちを人類が二度と繰り返さない」の広島・長崎の人々の心を伝えるためにキューバの首都ハバナのジョン・レノン公園にモニュメントを作って永久に保存するとか、その火をベネズエラから中南米に広げていく、それにアレイダさんやキューバ政府も賛同している。その吉田さんがアレイダさんの来日準備に手助けを必要としていることを知り、私も心を大きく動かされました。これは正にカストロ、ゲバラの精神を反映したプロジェクト、是非一緒にやろうと意気投合しました。

このところキューバに関してはマイケル・ムーアの「シッコ」が上映されたり、キューバの医療制度の優れた点が紹介され日本医師会のホームページに紹介されたりしています。吉田太郎の『世界がキューバ医療を手本になるわけ』もタイミング良く出版されました。キューバの有機農業については、10年ほど前から都市での自給率100%を達成したことなどすでにかなり日本では知られるようになってきました。加えて「教育」は南米やアフリカへ識字教育のために教員を派遣したり、3万人以上の医師を海外援助目的で派遣とキューバの国際支援も注目されています。

1970年のサトウキビ刈り支援でのキューバ訪問や、その後71年にキューバ領事館勤務経験があり、この頃のキューバを良く知っている私にとって、こうした信じられないような変身を遂げたキューバの実情に興味がわかない訳はありません。さらに昨年末にゲバラの死後40回忌追悼ドキュメントが5回NHKで放映されたり、ベネズエラのチャべスの親キューバの立場やカストロの引退などでテレビやインターネット上でも話題になることが本当に多くなっています。

さらに、キューバの医療を見学する2月のツアーに古くからの親友、星野弥生さんが通訳で参加すると聞き、70年に参加できなかった妻と共に行くことにしました。定年退職後キューバにはいつか行きたいとチャンスを狙っていたこと、70年訪問時の友人に会いたいこともありました。また、前職中に会社でパッケージが変わっただけで発売できなくなった中味は問題のない歯科医院用の治療器具を大量にキューバ向けにピースボートで運んでもらっていたのですが、どこに届いているのか分からず、間違いなく医療機関に届いているか確認をしたかったこともありました。アレイダさんの来日スケジュールを詰めに吉田沙由里さんも同時期にキューバ入りするなど数々のシンクロが起りました。
これまでどんなに忙しくても毎年4月に開催される宮古島トライアスロン大会は11年連続出場してきたのですが、今年は思い切ってキャンセルし、アレイダ・ゲバラの大阪、京都、神戸のお世話に専念することに決めました。青年時代の僕に精神革命を与えてくれたチェ・ゲバラ、その娘が父ゲバラの意志を継いで広島への慰霊を目的で来るのですから、何がなんでもと言った気分にさせられました。

というわけで、1月から4ヶ月間アレイダさんの大阪、京都、神戸での講演会準備に追われてきました。今のキューバを、一人でも多くの人に知ってもらいたい。日本で誤解の多いキューバについてありのままの姿を知ってほしい、カストロやゲバラがなぜ世界中で人気があるのか知って欲しい。だからアレイダさんの話を聞いてもらいたい。そしてやっと関西3日間のアレイダさんの講演スケジュールが決まりました。今回その関連の案内を同封しましたのでよろしくご理解ください。もしお時間があれば、3回の講演のどれかにお出かけくだされば嬉しいです。

さて、中断しているケンさんの講座ですが、沢山の人から継続の依頼が来ています。ケンさんのご縁から土居正明さんの「かたかむな暦」を知り、今年1月から全13回の講話が始まっています。毎月一度埋まっていますので、残りの土・日にどうスケジュールを組むかが課題ですし、ケンさんの都合もありますので、6月以降になんとかスケジュールを立てたいと思っています。正直言って、ケンさんの講座の内容は大変高度なものなので、まだまだ自分の中で十分に咀嚼できていない事もあり、取り組みを再考するのに、こうした中休みがあって丁度よかったのではないかとも思っています。とにかく第2ステージに向かって仕切りなおしといったところです。

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サラ・シャンティ

Author:サラ・シャンティ
311東北大震災で眠っていた日本人の意識を目覚め、創業以来20年の努力が報われた。日本人が世界の期待に答えるために、縄文基底文化に秘められたカタカムナの謎を解明し、高天原の神々からの波動を受けて魂と心と体が三位一体とし、利他で働く真の健康な人々の国を再生しましょう。

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